今回は、新都田・都田地区を中心に、細江、浜北、三ケ日、舞阪など各地から自治会関係者が集まり、合計75名の方が参加されていました。

避難所運営ゲーム(HUG)で頭をフル回転!

午前中は、静岡県が開発したカードゲーム形式の図上訓練「避難所運営ゲーム(HUG)」を体験しました。
さまざまな事情を抱えた避難者をどう受け入れるか、限られたスペースや人員でどのように対応するか。
グループごとに話し合いながら進めていくうちに、想像以上に判断の難しい場面が次々と出てきました。
振り返りでは、
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トイレや感染症対策
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ペットを連れた人の受け入れ
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障がいや認知症を抱える人への配慮
など、現実的な課題がたくさん挙げられました。
「自分だったらどうするか」を真剣に考える貴重な時間になりました。
マニュアルをもとに、役割ごとに討議

午後は、浜松市の避難所運営マニュアルに基づいて、実際に避難所運営を行うときの役割分担を体験しました。
防災士会のスタッフの方々がファシリテーターとなり、運営のポイントや備えの工夫を説明してくださりながら、参加者が意見を出し合いました。
「マニュアルがあっても、現場では臨機応変な対応が求められる」
「平時からの実践的な訓練が大切」
といった意見が多く聞かれ、日頃からの取り組みの重要さを感じました。
今回の訓練に参加して、「避難所運営は想像以上に複雑で、協力と準備が欠かせない」と実感しました。
まだ避難所運営の訓練が行われていない地域も多いと聞きますが、こうした機会を重ねることで、地域全体の防災力を高めていけたらと思います。
防災士会の皆さん、関係者の皆さん、ありがとうございました!